横浜国立大学大学院工学研究院 川村 出准教授が、2018(H30)年度研究助成(助成番号674)での成果をセルロース研究に関する専門誌Cellulose (IF= 3.917)に発表し、オンライン版が2020年4月1日に公表されました。また、この成果について横浜国立大学から2020年4月3日にプレスリリーズがありましたのでご紹介します。
コーヒー粕からセルロースナノファイバーを取り出すことに成功
〜ゴミから作る次世代バイオ系ナノ素材~
本研究のポイント
・ドリップなどでコーヒーを抽出した後に残るコーヒー粕からセルロースナノファイバーを生成することに成功
・このセルロースナノファイバーは、木材から得られるセルロースナノファイバーと類似した構造的特徴を有していることを解明
・コーヒー粕を非木材由来のセルロースナノファイバーの資源として活用することが期待できる。
助成金受給テーマ:コーヒー残渣の非可食性バイオマスとしての利用を目指した燃料成分の構造解析
詳細資料(横浜国大発表)